歯がいつ頃から出来始めるか、ご存知ですか?
![歯のできる順番やしくみ](https://seto-dc-kids.com/wp-content/themes/dentrance/common/img/baby-teeth/ph01.png)
どんな順番で大人の歯に萌え変わったか覚えていますか?
ここでは、歯のできる順番や
しくみについてお話してみようと思います。
歯の名前
歯にはそれぞれ名前がついているのはご存知ですか?
歯の名前は、乳歯と永久歯では呼び方が異なります。
乳歯
永久歯
生え変わりの時期(目安)
![歯の生え変わりの時期](https://seto-dc-kids.com/wp-content/themes/dentrance/common/img/baby-teeth/ph04.png)
個人差はありますが、6歳前後から12歳くらいまでに
乳歯から永久歯へと生え変わります。
一般的に最も早く抜けるのは下の前歯、
最も早く生えてくるのは「6歳臼歯」と言われている
奥歯の大臼歯と言われています。
大人の歯が全て揃うのは14歳頃です。(親知らずの歯は別として)
※個人差がありますので、目安とお考え下さい。
乳歯の歯の間に隙間があるけど大丈夫?
![乳歯の歯の間の隙間](https://seto-dc-kids.com/wp-content/themes/dentrance/common/img/baby-teeth/ph05.png)
隙間があるのは、
身体とともに、顎が成長しているからなのです。
顎の成長とともに、歯が並んでいるところも大きくなっていくため、隙間ができてきます。
この隙間は、これから生えてくる「永久歯」が
「乳歯」よりもひとまわり大きいため、
「永久歯」が並ぶために必要なスペースなのです。
乳歯の生え変わりの仕組み
![乳歯の生え変わり](https://seto-dc-kids.com/wp-content/themes/dentrance/common/img/baby-teeth/ph06.png)
乳歯の生え変わりは、永久歯の卵が顎の骨の中で成長していくことで進んでいきます。
永久歯が下から生えてくるにつれ、乳歯の根っこを
どんどん吸収して短くなり、グラグラ揺れ始めます。
根っこがほとんど吸収されると指で動かしたり、
引っ張ると簡単に抜けます。
乳歯から永久歯の生え変わりに悪影響を及ぼすケース
神経を取った場合
むし歯がひどくて神経を取ってしまった乳歯は、
早く抜けてしまったり、逆になかなか抜けなかったりすることがあります。
むし歯で早く乳歯を抜いた場合
![早期に乳歯を抜いた場合](https://seto-dc-kids.com/wp-content/themes/dentrance/common/img/baby-teeth/ph07.png)
むし歯がひどくて早い段階で乳歯を抜くことになった場合、隣りの歯が前に寄ってきてしまい、その後生えてくるべき
永久歯の生えるスペースがなくなって、
ずれた場所から生えてくる原因となります。
永久歯へ変わる順番や時期は、
歯並びや健康にも影響します。
定期的に歯科医院で検診を受けることをおすすめいたします。