歯がいつ頃から出来始めるか、ご存知ですか?
どんな順番で大人の歯に萌え変わったか覚えていますか?
ここでは、歯のできる順番や
しくみについてお話してみようと思います。
歯の名前
歯にはそれぞれ名前がついているのはご存知ですか?
歯の名前は、乳歯と永久歯では呼び方が異なります。
乳歯
永久歯
生え変わりの時期(目安)
個人差はありますが、6歳前後から12歳くらいまでに
乳歯から永久歯へと生え変わります。
一般的に最も早く抜けるのは下の前歯、
最も早く生えてくるのは「6歳臼歯」と言われている
奥歯の大臼歯と言われています。
大人の歯が全て揃うのは14歳頃です。(親知らずの歯は別として)
※個人差がありますので、目安とお考え下さい。
乳歯の歯の間に隙間があるけど大丈夫?
隙間があるのは、
身体とともに、顎が成長しているからなのです。
顎の成長とともに、歯が並んでいるところも大きくなっていくため、隙間ができてきます。
この隙間は、これから生えてくる「永久歯」が
「乳歯」よりもひとまわり大きいため、
「永久歯」が並ぶために必要なスペースなのです。
乳歯の生え変わりの仕組み
乳歯の生え変わりは、永久歯の卵が顎の骨の中で成長していくことで進んでいきます。
永久歯が下から生えてくるにつれ、乳歯の根っこを
どんどん吸収して短くなり、グラグラ揺れ始めます。
根っこがほとんど吸収されると指で動かしたり、
引っ張ると簡単に抜けます。
乳歯から永久歯の生え変わりに悪影響を及ぼすケース
神経を取った場合
むし歯がひどくて神経を取ってしまった乳歯は、
早く抜けてしまったり、逆になかなか抜けなかったりすることがあります。
むし歯で早く乳歯を抜いた場合
むし歯がひどくて早い段階で乳歯を抜くことになった場合、隣りの歯が前に寄ってきてしまい、その後生えてくるべき
永久歯の生えるスペースがなくなって、
ずれた場所から生えてくる原因となります。
永久歯へ変わる順番や時期は、
歯並びや健康にも影響します。
定期的に歯科医院で検診を受けることをおすすめいたします。